【2022年版】LINEボットとは?それぞれの特徴と活用法を徹底解説 | 株式会社ZEALS

【2022年版】LINEボットとは?それぞれの特徴と活用法を徹底解説

Written by zeals recruit | 2021/02/03

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圧倒的な利用者数やユニークユーザー数を誇るLINE。今やLINEをマーケティングに活用することは当たり前になってきました。
誰のスマートフォンにもダウンロードされていて、尚且つそのほとんどのユーザーがアクティブな状態であるという、LINEならではの強みを生かすマーケティングを行うことは、継続的に企業とユーザーの関係を向上させていくことに繋がります。
それに加えて、人的コストを抑えられるチャットボットを今利用しない手はありません。単なるWebチャットを使ったコミュニケーションでは、あくまで「その場限定」のコミュニケーションに留まってしまいます。LINEボットを使えば、わざわざWebサイトに来てもらうことなく、常に継続的なコミュニケーションを図ることが可能です。
そこで本項では、LINE上で使えるチャットボットの種類と活用法を解説していきます。

LINEにおけるチャットボット

そもそもLINEにおけるチャットボットとはどのように活用されているのかご存知でしょうか?LINEボット(LINE上で動くチャットボット)とは、一般的なFAQのような使い方や、商品やサービスをおすすめし、購入や契約の後押しをする「チャットコマース(海外ではconversational commerce)」と呼ばれるモデルを設計することも可能です。
※複雑なデザイン・クリエイティブを実装するには、LINE公式アカウント開設の他に、別途「LINE bot Designer」をダウンロードする必要があります。

LINE公式アカウントで利用できるボットは、以下の3種類になります。

・応答メッセージ
単純なメッセージであれば、LINE公式アカウントに標準装備されている機能の「応答メッセージ」を使いましょう。「応答メッセージ」とは、あらかじめ設定したワードをユーザーが入力することで、自動的に返信することができる、FAQのようなサポート向けの機能です。こちらが設定したワードをユーザーが送信することで、設定したメッセージを自動返信することができます。

・AI応答メッセージ
もう少し複雑なコミュニケーションを作る場合は、「AI応答メッセージ」を利用します。
こちらもLINE公式アカウントに標準装備されている機能のひとつなのですが、「応答メッセージ」との違いは、メッセージを受信した際、AIが内容に合わせて数パターンのメッセージの中から適切なものを選びとってを返信できることです。
こちらであれば、LINE公式アカウントの管理画面でキーワードを設定する必要はありません。ユーザーのメッセージを「一般的な質問」「基本情報」「業種別テンプレート」「予約情報」という4つのパターンから判断し、LINEが提供するAIがユーザーからの質問の意図に近い内容に最適なテンプレートを自動で送信することができます。

・Messaging APIを利用したチャットボット
さらに複雑な動作をさせたい場合は、「Messaging API」を利用しましょう。
ただし注意点として、Messaging APIを利用したチャットボットはLINE公式アカウントに標準装備されている機能ではないため、サードパーティ製の高機能なチャットボットをLINE公式アカウントに連携する必要があります。
チャットボットは多くの企業が開発・提供しているので、Messaginf APIを利用する際にはその性能、開発・設計・運用のコストを見極めて相性の良いものを選びましょう。
【チャットコマース「ジールス」は、高性能なチャットボットと「コミュニケーションデザイナー」による会話設計、クリエイティブを使った「チャットコマース」をLINE上で利用できます】

チャットボットの使い方

チャットボット の使い方には、冒頭で述べた通りのFAQやサポートのような使い方と、AIが商品やサービスのおすすめをすることで購買や契約に結びつける「チャットコマース」という使い方があります。

・クロネコヤマトの事例
出典:https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/campaign/renkei/LINE/
FAQやサポートのような使い方の代表的な例として、ヤマト運輸のLINE公式アカウントを挙げておきます。このアカウントでは、クロネコメンバーズのサービスとして「お届け予定メッセージ」、「ご不在連絡メッセージ」を配信することで、ユーザーがこれまで以上に簡単に荷物を受け取れるようにチャットボットが設計されています。また、LINE上で配送時間帯や受け取り場所の変更を依頼できるため、電話で待たされることなく荷物の受け取りが可能になっています。

・オルビスの事例
出典:https://markezine.jp/article/detail/33945

チャットコマースの代表的な例としては、オルビスの事例が挙げられます。
オルビスの「スキンケアチェック」のアカウントでは、ユーザーの抱える悩みをチャットボットが質問形式で分析し、それぞれの悩みに合わせたスキンケア商品の購入を後押しすることで、チャットコマース導入前と比べて購買率が400%以上向上しています。

まとめ

LINEボットには幾つか種類があり、単純な動作であればLINE公式アカウントに標準装備されている機能を使うことで比較的簡単に実装することができます。
また、Messaging APIを利用した複雑かつ高性能なチャットボットを連携させると、購買率、成約率を飛躍的に高めることができます。しかし、意図した効果を得られるチャットボットを導入するためには、開発・提供している企業を吟味する必要があります。すでに数々の企業がLINEでチャットボットを活用しており、今後も事例は増えていくことが予想されます。
LINE公式アカウント上でのチャットボットの運用について、ご相談・見積もり等のお問い合わせはこちらから承っております。よろしければご利用ください。