Your Breakthrough〜新入社員の決意〜<後編> | 株式会社ZEALS

Your Breakthrough〜新入社員の決意〜<後編>

Written by Sayaka Oyama | 2021/04/30

2021年4月1日。
ジールスには、新卒2期生となる14人の新入社員が入社しました。
入社してまもなく1ヶ月が経とうとする、フレッシュな新⼊社員に入社後の決意表明を聞きました。就職活動中の方に限らず、この春新しいスタートを迎えた方々や社会人生活にも慣れてしまった多くのビジネスパーソンに、本記事が届けば幸いです。
※前編・後編に分けて紹介します。

Contents

<前編はこちら>

※新卒2期生対象のアンケート結果をもとに作成

  • 1〜3位は僅差の結果でした!1位の「自分にご褒美」では、美味しいご飯や、ちょっと高価なものをご褒美にしたいという回答が多かったです。「家族やお世話になった人に恩返し」というのも素敵な初任給の使い道ですね。

私たちがファーストキャリアにジールスを選んだ理由

下釜:学生時代は、ゼミで実践形式のマーケティングを勉強していました。仮説を立てて、調査し、検証するPDCAを回し続ける中で、答えは一つではなく、捉え方次第で見え方が変わる面白さを体感しました。就職活動も、広告・マーケ業界を中心に見ていましたね。1,000人規模のベンチャー企業に内定をいただいていましたが、なんだか納得感がなく就活を続けていたところ、エージェントの紹介でジールスと出会いました。ビジョンや事業内容に魅力を感じたものの、スタートアップをほとんど見ていなかったのと、オンライン面接ではなかなか熱量が伝わらなかったのが正直なところです。しかし、オフィス訪問をして内定者インターンをしていた同期メンバーや社員の皆さんに会って志望度が一気に高まりました。最終的な決め手は社長との面接です。やりたいことを話した後に「這いつくばってでもやり遂げること。それが下釜さんの強みだと思う。大変なこともあると思うけど頑張って欲しい。」という言葉をもらい、この人についていきたい!と入社を決めました。

清水:私は昔から小説や映画が大好きで、大学時代に所属していた映画部では、ドイツの国際映画祭に出場するなど、作品を撮るためなら時間も惜しまず本気で活動していました。そんな私が最初に目指していたのはゲームのシナリオライターでした。しかし、就職活動で大事にされるのが一本の軸。面接を繰り返すたびに、本当の言葉で話せているか、自分が話す言葉が分からなくなり悩んだ時期もありました。しかし、ジールスの選考では自分を取り繕うことなく話ができました。意思社会の実現や同調圧力に屈したくない思いなどをぶつけました。ジールスで働く社員の価値観もすんなり入ってきましたし、何より会話体験をシナリオに落としていくコミュニケーションデザイナーの仕事は私のこれまでの経験も生かせると思い入社しました

岩尾:理系出身で、学生時代は生物学を専攻していました。研究職への道も考えましたが、インターンや業界研究を繰り返すうちに「やりたいことをする働き方」をしたいと思いました。当時は、地方にいたこともあり都会の就活生との間にギャップを感じ、就活のアドバンテージを獲得するために海外留学を計画。しかし、コロナで渡航ができず4年生の6月に就職活動を再開しました。ほとんどの企業の選考が最終段階にありましたが、そんな時でも徹底的に自己分析をしました。留学前に、マーケティングや広告業界に興味を持った影響も大きかったです。広告は、人が人のことを考えてつくられるものでありアカデミックかつサイエンスな要素を含んでいると感じていたんです。ジールスは「熱いが論理性を求められる会社」と紹介を受け選考に進みました。事業が興味とリンクしていたこともありますが、選考途中でもメッセージで行った質問に対して電話で回答をくれるなど一人の就活生にきちんと向き合ってくれる姿勢やビジョンの浸透具合に惹かれ入社を決めました

笠間:僕がジールスと出会うまでは、他の人と比べる少し長い道のりでした。もともと世界史の教師になりたかったのですが、情報系の学部に進学し夢の実現は遠のいてしまいました。学費を稼ぐためアルバイトをしたり、プログラミングの勉強を生かすためインターンをしたりしていました。22歳の時、大学を退学する決断をし、そこからはさまざまな企業で働きました。プログラミングよりもライティングが好きだったこともあり、個人でブログの立ち上げや、運用なども行いました。自分は知識を付けることで、世界を見る視野が広がっていくことに幸せを感じていることに気づいたんです。自身の知識を使って、他人の視野を広げる仕事をしたいと思いました。そんな時、たまたま来たジールスからUXライターとして働かないかというスカウトメール。ブログのSEO記事とは違い、ユーザーとの距離が近くユーザーの反応が定量的に分かる仕事をとても魅力的に感じ選考に進みました。無事に、内定をいただき今では、「周りの人(友達だけでなく顔の見えないユーザーも含め)が自分の進みたい道に意思決定できるお手伝いがしたい」というビジョンで、楽しく仕事をしています。

※新卒2期生対象のアンケート結果をもとに作成

  • 圧倒的に多かった答えが「人」。ビジョンに向かってまっすぐ、周りの人へのリスペクトがある、親切で暖かい、年齢・役職関係なくフランクに接してくれる…などの声が多かったです。

入社までの時間をどう過ごすか。 〜学生時代にやっておくべきこと〜

下釜:タイピングやショートカットキーなど、パソコンの基本的な動作に抵抗がある人がいれば、学生時代に克服しておいた方が良いと思います!社会人になってそこでつまづいていたり、調べたりしていたら時間がもったいないです。(ちなみに私は少し苦手だったので苦労しました。笑)

山根(健):さまざまな境遇を経験した人に出会うことをおすすめします。ジールスは個性的なメンバーが揃っていますが、会社に入ると似たような価値観の人が集まり、自分の中で価値観の多様性を育む機会を失ってしまいかねないケースもあります。フットワークが軽い学生のうちに、たくさんの場所に出かけて、価値観に触れておくことが大事だと思います!

清水:自分が本当にやりたいことを追求し、「納得感」を持つことですね。どんなことをするかではなく、自分と向き合って決めること。就職する際にも、学生生活の中で「やり切った!」という達成感と「この道を私は選ぶんだ」という納得感があれば、迷いなく前に進めますし、入社した会社で思いっきり頑張れると思います。

笠間:学生のうちに、息抜きできる居場所や趣味を見つけておくと良いと思います。趣味などは探そうと思ってもなかなか探せるものではありません。学生時代に色々なことを経験し「これが自分の息抜きだ」というものを是非探してみてください。
また、社会人にとってビジネススキルも欠かせません。一見「そんなの知っているよ」と思いがちなビジネスメールや報連相といった基本的なビジネススキルなどでも、実践してみると意外とできないなんてことも。本やネットで再度確認しておくと、スマートなスタートダッシュが切れると思います!

岩尾:GoogleのスプレッドシートやExcelは分析や情報整理の際によく使うので、使い方を学んでおくと良いと思います。ただ、インプットだけでなくアウトプットをすること。今はYouTubeなどにもたくさん動画があるので、実践する場がない人は、動画を見ながら手を動かしてみるのがおすすめです。また、ジールスのエンジニア組織は7割以上が外国籍。仕事の合間を縫って英会話の勉強をしている人も多いです。学生のうちに、英語の勉強をしておくとコミュニケーションが円滑にできると思います。

Vivian:ぜひ、固定観念や常識に囚われない考え方をしてほしいなと思います。例えば、大学生であればアルバイトをする…などというのが一般的な考えですが、世界はもっと広いです。視野を広げ、たくさん探してみることで、きっと知らない世界があるはずです。私は学生時代にジールスと出会いインターンとして入社した結果、学生からリスクの重さを味わったり、最新の技術に触れたりすることができました。自分のできる幅が広がるのはとても有意義でワクワクします。

※新卒2期生対象のアンケート結果をもとに作成

  • 99%の無駄を捨て1%に集中する方法がわかる「エッセンシャル思考」が1位に。思考法や、仕事の進め方の手助けとなる本をおすすめする人が多いようですね。児童文学や小説で得た考え方も仕事で役立つという声もありました。

私たちがジールスで実現したい夢

山根(健):僕のビジョンは、「世の中から孤独をなくすこと」です。中学時代に孤独に苦しめられた経験から高校は知り合いが一人もいない学校を選択しました。「全員と友達になるぞ!」という心持ちで入学したところ、友達もたくさんでき、充実した学校生活を送ることができました。中学時代の自分と比較すると、心理状態もエネルギーも全く違う。孤独は、人にネガティブで大きな影響を及ぼすと、身を持って体験しました。また、何か決断する時も誰かの後押しがあると意外とすぐに前に進むことができます。自分の考えと、ジールスが目指す「全ての人にドラえもんを届ける」というビジョンが一致し、毎日ワクワクしながら仕事ができています。

Vivian:私がインターンとして入社した2年半前は10人強だったジールスも、今では200人弱(※2021年4月時点、非正規含む)まで拡大しています。使用する言語やプロダクトも時代の潮流に乗っており、エンジニア視点でもとても魅力的な環境です。しかし、まだまだ女性エンジニアが少ないのも事実。お互いにニックネームを付けて呼び合ったり、チームビルディングを行ったりといった昔からのカルチャーは守りつつ、エンジニアは男性が多いというイメージを払拭するため「女性エンジニアのカルチャー」をつくりたいと思っています。可愛いキーボードやおしゃれな小物で身の回りを囲み、物理的な環境を変えるだけでも印象やモチベーションが変わると思うんです。まずは自分にできることから取り組んでいきたいですね。

<前編はこちら>