日本の「おもてなし」を世界へ ージールス新オフィス誕生の裏側ー(前編)

社内では、約半年前からプロジェクトが始動。新オフィスは、「チャットボットテクノロジーが創る未来」をコンセプトに、社員だけでなくステークホルダーの皆さまにもジールスの「おもてなし」を体感していただける工夫が施されています。世界中から多くの人が訪れる東京、中でも目黒という場所をなぜ新天地に選んだのか。そしてジールスの「おもてなし」とは、どのようなものか。プロジェクトの全貌を知る4人のメンバーに話を聞きました。
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阿久津 完|Kan Akutsu
People&Culture本部 2019年入社
エンジニアを経て、コーポレート部門へ。社内のシステム構築や新入社員のオンボーディングなど多岐に渡る業務をこなすジールスになくてはならない存在。2人の子供を持つ父親でもある。 -
小渕 真菜|Mana Obuchi
People&Culture本部 2020年入社
組織が急拡大する中、新入社員のオンボーディングや社内施策を主に担当。今回の移転プロジェクトを異例のスピードで達成させた立役者。
Contents
今回のプロジェクトにおけるお二人の役割を教えてください。
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オフィス契約にまつわる業務や予算管理などプロジェクト全体をマネジメントするPM(プロジェクトマネージャー)をしていました。前職やジールスでも増床プロジェクトに携わった経験があったので、それらが生きた実感があります。
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オフィスデザインの統括責任者であるヴィッシュのデザインに合わせた家具や植栽の選定、パントリーの企画などを行いました。デザイン会社のプロジェクトマネージャーの方との窓口にもなり、スケジュール通りに移転ができるよう調整していました。
新型コロナウイルス感染拡大を機に、全社リモートワークに移行したジールス。リモートの特長を生かし、外国籍メンバーの採用も強化しています。オフィス縮小や地方移転する企業もある中で、今回の移転にはどのような背景がありますか?
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個人的に今回のオフィス移転は、ジールスのバリュー(BET ON PARADOX)を体現しているなと感じています。組織が拡大する中、オフィスの存在価値を何と捉えるかというテーマがありました。経営陣も含め議論した結果、ジールスが大切にしている「おもてなし」の本質は、オフラインで会うこと、五感で感じることが大事であるという結論に至りました。
「アルコタワー」は日本美を象徴する目黒雅叙園に隣接しており、世界を代表するIT企業も入居されています。ジールスが、グローバルへ挑戦するにあたり、最もふさわしい場所がここ目黒でした。外国籍の仲間はもちろん、海外にいるステークホルダーの方にも日本が世界に誇る「おもてなし」の体験をしていただきたいです。
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新オフィスに行くと、まず目に入ってきたのが青と白を基調としたエントランス。ミーティングスペースも前オフィスと比較すると増えましたよね。
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会社の顔でもある、エントランスは特に思い入れのある場所です。実は、5回以上デザインのアップデートがあったんです(笑)。
最終的に決定したエントランスは、チャットボットテクノロジーが創る未来感とジールスが日本の「おもてなし」を世界に届ける挑戦をしていることから「和」のテイストを融合させたデザインになっています。「和」の主張が強くなると全体のバランスが崩れるため、グラフィックデザインを担当した井上さんは相当苦労したと思います。
左右どちらからも、ガラス越しに目黒雅叙園や外の景色が目に入るのですが、そこも含めてエントランスデザインだと捉えていただきたいです。 -
エントランスへの思いは一入ですね(笑)。入ってすぐ左にあるコミュニティスペースは、今までのオフィスにはないステップシートを採用しました。イベント開催も可能ですし、ふらっと人が集まり自然とコミュニケーションが生まれる空間になっています。
コロナが収束した際に、「出社したくなるようなオフィスにしたい」という思いはプロジェクトメンバーの全員の共通した考えでした。
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間違いないですね。ジールスには、社内・社外問わずコミュニケーションを大切にする文化があります。オンラインでも、仕事ができる世の中ですがリアルで会うことでしか生まれない価値もあるはずです。新オフィスには、ミーティングスペースを20部屋用意しました。リモートメンバーとの議論はもちろん社外の方も含め、会話を通して新たなイノベーションが起こることを期待しています。
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緑豊かな植栽が多くあったことも印象的でした。家具や植栽の選定で心がけたことはありますか?
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ワークスペースについては、奇抜に振り切るより、落ち着いた空間を取り入れたいと思い家具の選定をしました。ミーティングスペースの椅子や机など、木目調のデザインを多く取り入れています。ジールスで働くみんなが、仕事にリラックスして集中できる環境づくりを意識しました。
約半年間のプロジェクト、オフィスが完成した時の気持ちを教えてください。
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このプロジェクトは、本当にスピード感のあるものでした。コスト・スケジュール・デザインは常に意識していましたね。調整には、私も小渕もかなり苦労しましたが、パースイメージで見ていたデザインが実際に完成したときは、再現性が高く非常に驚きました。ジールスが提供するプロダクトが、目に見えないものだからこそ、オフィスのように実際に空間となり、手に触れることができる家具や植栽に感動したのかもしれません。
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実際に完成したオフィスを見ると、想像より空間が広く、ここで会議や仕事をするのが楽しみになりました。心境としては、「間に合った〜」という安心感の方が大きいかもしれません。新しいオフィスルールの作成やオペレーション構築もあり、いまだにバタバタとしているので、実感が湧くまでもうしばらくかかりそうです(笑)。
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オフィスづくりの裏側を聞いて、たくさんの人が集い、アイデアが生まれる場になって欲しいなと改めて思いました。新型コロナウイルスの収束を祈るばかりですね。最後に、これからオフィスへ訪れる方にメッセージをお願いします。
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ジールスで働く皆さんはもちろん、社外の方もワクワク・楽しんでいただける場所になると嬉しいです。エントランスやミーティングスペースで、人と人のつながりと新たなアイデアが生まれることを期待しています。
実は、今ジールスのオリジナルグッズも作成しています。ジールスの「おもてなし」を引き続き楽しみにしていてください。 -
エントランスを訪れると、何があるんだろうというドキドキ感やジールスの「おもてなし」を体験していただけると嬉しいです。ガラス越しに見える、目黒雅叙園の景色は特におすすめです。ジールスが、「おもてなし革命、日本発世界一」に挑戦する姿勢を感じていただきたいです。皆さんのお越しを心からお待ちしています。
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