【正規留学生新卒×外国籍新卒】常に未知の環境に身を投じてきた2人が 「スタートアップに入社を決めた理由」(後編) | 株式会社ZEALS

【正規留学生新卒×外国籍新卒】常に未知の環境に身を投じてきた2人が 「スタートアップに入社を決めた理由」(後編)

Written by mikiko.mine | 2023/01/13

ジールスが近年、力を入れているのが「新卒採用」
特に2023新卒からは「グローバル採用」を本格化し、海外の正規留学生および外国籍学生を採用しています。これから更に熱を帯び、会社の中核になっていくであろう新卒の存在。

今回は、イギリスに正規留学生として4年間留学をしていた米山莉央さんと、シンガポール出身で自国の大学を卒業し、単身ジールスへの入社を決断したMatthew Woo Jia Hernくんによる英語での特別対談を実施しました。
彼らは、なぜファーストキャリアにジールスを選んだのか、その理由を紐解いてみます。
異色の経歴を持つ二人ならではの視点でジールスへの想い、掲げる「意志=WILL」について語ってもらったので、ご注目ください。
  • 米山莉央(サフロン)

    ・WILL|世界でGrooveする!
    ・大学で単身渡英。正規留学生としてLancaster University (the U.K.) Peace Studies & International Relations (平和学および国際関係学)を修了。
    ・ゲーム制作 (ゲームクリエイター甲子園) に参加し、BGMの作曲・ミックスを担当した
    ・あだ名の由来:名字”米”山→米っぽい→Saffron(サフロン)

  • Matthew Woo Jia Hern(マシュー2号)

    ・WILL|Zealsをシンガポールへ
    ・シンガポール出身。Nanyang Technological University Singapore(南洋理工大学シンガポール)卒業。東京大学へU stepプログラムで半年間留学経験あり。
    ・JALでシンガポール代表として1年間インターンシップを行い、他インターン生の指導、沖縄でのバーチャルツアーの統率など務めた。
    ・あだ名の由来:名前+すでに”マシュー”があだ名の社員がいたので「2号」

Contents

<英語対談の進め方>
事前に準備した8つの質問をカードにし、2人が選択。記載のトピックに従って対談を進めてもらいました。トピックが決定した時の2人のリアルな反応も合わせてお楽しみください。前編は「こちら」をご覧ください。

「How is Japan seen from foreign countries? – 外国からみて日本はどう見えている?」

サフロン(サ):日本もシンガポールと同じように、保守的な文化があると思う。色んな理由があるけれど、それは日本企業が世界へ進出することを難しくしている要因の一つだと感じているよ。だからこそ、ジールスはそこを逸脱する存在になりたいよね。

マシュー2号(マ):確かにね。ちなみに、イギリス留学中に周囲の友人は日本に対してどんな印象を持ってた?

サ:日本は莫大な文化資本を持っている国っていう共通の認識があったかな。アニメとか着物とか!

マ:クールジャパンだね!僕も同じ認識を持っているから、世界共通なのかもしれないね。日本はアニメに代表されるように世界中の人々から愛されるカルチャーを持っているよね。おもてなしも含めて、日本ならではの文化をもっと世界に広げていくべきだと思う。
あと、シンガポールからみる日本の印象は大きな経済力を持っているところかな。イノベーションに優れている国としても有名だったよ。

サ:なるほど。留学中にジェンダー論について学んだけれど、ジェンダーに対する考え方は遅れている気がする。最近では、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)に取り組んでいる企業も増えてきているみたいだけどより認知と推進がされるといいなと個人的には思ってる。

マ:たくさんの資本を持っている国だからこそ、それを生かせたら良いと思うし、課題を認識して改善することも重要だよね。サフロンの着眼点は僕にない部分も含まれていたよ。

「How attractive is Chat Commerce? - チャットコマースはどう魅力的?」

サ:全然違う角度の質問がきた。知名度でいうとイギリスでは全く浸透してなかったかな。私もマサさん(CEO)のTOP LIVEを聞いて初めて存在を知ったぐらいだから。

マ:シンガポールも同じくだね。チャットボットは結構普及しているけど、「チャットコマース」って聞いたときは「なにそれ?」ってなったよ(笑)Eコマースは知ってたけど、チャットコマースは全く新しい概念だったね。

サ:サービスを理解すると、魅力的だなと思ったしグローバルに通用するなと確信したね。チャットコマースで解決できる課題は世界中にあると思う。留学中も、同じ接客をしても文化によって受けるイメージが違うと知ったんだ。アジア系の友達はイギリスの接客は自国の接客に比べて親切でないという一方で、ナイジェリア人の友達は「愛想が良すぎて、むしろ私達を騙そうとしているように感じる」と言っていた。面白いよね。
接客を提供する場所は、これからデジタルに変わっていくんじゃないかと思うけど、そこでのコミュニケーションが磨かれていたら、文化に関係なく誰でも快適に購買体験をすることができると思う。その中心に、ジールスのチャットコマースがあるといいな。

マ:まさに、イノベーションの中心。私も、「チャットコマース」を知った後にいろんなリサーチをしたよ。シンガポールを例にすると、コロナがもたらした社会変革はすごかったんだ。オンラインでの商品購入が当たり前になった。そして、企業はユーザーとコミュニケーションを図りたがってる。そこにチャットを活用することでブランド価値を高められると思うんだよね。チャットであれば、人はより本音を吐き出せる気がするし。そこに集まった無数のデータを活用してコミュニケーションをパーソナライズしていく。そんな未来が僕たちの手で実現できればiPhoneが起こしたような、世界的イノベーションを生み出せる気がするよ。

「What will you send out to the world as a member of ZEALS? – ジールスの一員として世界に発信していきたいこととは?」

サ&マ:結構、壮大な話をした後にこの質問か(笑)

サ:ちょっと長くなってしまうけど、「もし自分が周りと違うと感じている人がいても、決してそれを恥ずかしく思わないでほしい。異なっているだけ。間違ってるんじゃなく、ただ違うってだけ。それを隠す人もいるし、一般的な特徴を持っている人もいる。でもただそれだけだから。」かな。

マ:深いフレーズだね。この言葉にはたくさんの想いが詰まってそう。

サ:海外に出て多様な価値観に触れる中で、男性・女性のような形式的な属性に分類できない個性をそれぞれがもっていることを知った。その個性は、別の人の何も考えずに使う言葉によって、傷つけられることもあるんだよね。言葉には、それぞれ背景や文化があるから消し去ることは難しいと思うけど、言葉をもっとアクセシブルにすることで良い方向に導くことは可能だと思ってる。チャットコマースにおいても、市場やユーザー属性などビジネスとして考慮すべきものはあるものの、人間同士のやり取りにおいて配慮するべきこともあるはず。コミュニケーションデザイナーとして、そういう意識を持つことがアクセシビリティにつながると考えているよ。だから、どんな言葉がユーザーに届けば、新たな発見や気づき、安心感を与えられるのかを考え抜きたいね。

マ:なるほど、コミュニケーションデザイナーの仕事は本当に奥が深いね。私は、自分自身の信条でもある「Bet on Pradox」を発信していきたいと思っているよ。リスクを取る姿勢、ユニークな存在を知ってほしい感じかな。

サ:マシューはなんでそれを発信していきたいの?

マ:ユニークな存在でいるとたくさんの未知の出来事を経験でき、自分自身の人生をより鮮やかにより自分らしく彩ることができると思うからだよ。日本に来たことで、自分の人生がより豊かになっていると強く感じるし、そういった体験ができている。何度も繰り返すようになってるけど「リスクを取ることを恐れるな」「失敗することを恥じるな」「挑戦した先に後悔はないから」この言葉を体現して、それを世界に発信できればと思ってる。

 

次が最後の質問になります!

「How will you realize the ZEALSs’ corporate vision “Zeal the world”? – ジールスの掲げる「日本から世界をぶち上げる」をどのように実現する?」

サ:力強いね、マシュー。最後の質問も難しい。一人一人の個性を愛する自分としては、世界をそれぞれが、それぞれの色で輝くカラフルな世界にすること。そうやって、日本から世界をぶち上げていきたい。世の中には絶対的な真実もなければ、絶対的正解も存在しない。世界中の人々の意思決定を後押しすることを目指すジールスが、どう進んでいくべきかの道標を、私なりに世界から汲み取って発信していく役割も果たしたいな。

マ:つまり、ジールスがグローバル展開をしていく中でそれぞれの文化に合わせた柔軟な成長に貢献したいってこと?

サ:そうだね。チャットコマースを届けるユーザーは、さまざまなバックグラウンドを持っていると思う。だから、それぞれに適応していく必要があると思っているんだ。

マ:素晴らしい野望だね。僕はサフロンに比べたら現実的かもしれない(笑)アジア進出のキープレイヤーになって、日本から世界をぶち上げたいよ。ジールスは、アメリカへの進出を果たしたでしょ。次は、必ずアジアだと思っている。シンガポールのバックグラウンドがある自分が中心となって、シンガポール進出の時にはプロダクト開発をリードする存在でありたいね。チャットコマースは、アジアが欧米よりも先行していると言われている分、トップランナーであり続けたいね。

サ:これからが本当に楽しみでワクワクするね。

マ:ベストを尽くせば必ずできる。一緒に頑張っていこう、今日は貴重な機会をありがとう!

 

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