ジールス急成長期の立役者が人事責任者へ____目指したいのは「WILL」を実現できる組織

企業ロゴのモチーフでもある“蒼き炎”。炎は、温度が高いほど青く変化する。
ジールスで働く社員も炎と同じような資質を持っている。限りなく高い熱量と胸に秘めた確固たる意思。このシリーズでは、彼ら・彼女らに宿る炎の正体を明らかにしていきたいと思います。
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一瀬 修(いっちー)
2019年ジールス中途入社。チャットコマース事業の発足当初に入社し、アカウントプランナーとしてクライアントへの向き合いに従事。事業部制発足に伴い、第3事業部の事業部長を任命される。短期間で事業部からMVP選出者を2名輩出した後、2023年1月よりPeople&Culture部の部長に就任。部活動では、キャンプ部の部長。
あだ名の由来:いち(せ)→いっちー
Contents
「進化を支える」スタートアップでの再挑戦を決めた理由
「進化を支える」
僕がジールスの意思を表明するボード「WILL BOARD」に書いた言葉です。ジールスに入社して、数々の逆境が訪れました。それでも「日本から世界をぶちあげる」ために挑戦し続ける会社。挑戦にはもちろんリスクも伴います。挑戦を妨げる部分をケアできる人材でありたいという思いをこの言葉に込めています。
− これまでのキャリアを教えてください。
新卒でBPOソリューションサービスの法人営業を経験し、大手英会話スクールを運営する企業に転職しました。ここでの経験が今に繋がっているのですが、スクールマネージャーをしていた時、決められたレギュレーションの中で他の店舗との差別化をしていく必要がありました。制約がある中でも売り上げを最大化し企業に貢献することはできましたが、次に転職するならばプロダクトやソリューションを提供する側に立ち、マーケティングの上流に携わる仕事がしたいという思いが芽生えました。当時は、子どもが生まれたタイミングでもあったため未経験業界へ挑戦するタイミングは見計らっていましたが家族とも相談し、スタートアップで新たなキャリアを築いていくことを決意しました。
− 家族が増えた後に、未経験業界への挑戦!勇気が必要そうですね。なぜジールスに入社を決めたのですか?
先ほども話した通り、一番の理由は自社のプロダクトを持って企業のマーケティング活動の支援をしていたことが挙げられます。テクノロジーは今後も進化していくし、クライアントの事業課題を解決しながらマーケティングの上流部分に関われることが非常に魅力的でした。また、創業当時からブレずに「日本をぶち上げる」という壮大なビジョンを掲げるCEO清水の存在が魅力的だったこともあります。人生一度きり、こんなに熱い人と一緒に挑戦することは絶対に面白いと思って入社を決めました。
− ジールスに入社してどんな経験をしてきましたか?
僕が入社したのは3年半ほど前なのですが、社員数が50人程度のスタートアップでした。事業フェーズで言うと、チャットコマース事業がちょうどProduct Market Fit※したタイミングでもありました。このビジネスをなんとかして軌道に乗せようと夜な夜な仲間たちと議論をしたり新たなチャンスを掴むために奮闘したり、事業拡大のど真ん中に携われたことは僕の財産です。
※顧客が満足する商品を、最適な市場で提供できている状態
「サーバントリーダー型」で個の潜在能力を引き出す、ジールスの急成長期の立役者
− 特に印象に残っている出来事はありますか?
僕のジールスでのキャリアは、アカウントプランナーが一番長いです。今では、チャットボットをマーケティング領域で活用することが市民権を得てきていますが、当時はカスタマーサポートやFAQ型のような守りのイメージが世の中で先行していました。
お客様にどうしたら自分たちのプロダクトの価値を理解してもらえるか、マーケティング領域だけでなく全社の経営課題にジールスがどう貢献できるか、試行錯誤しながら日々の提案活動をしていた記憶が蘇ります。中でも特に印象に残っているのは、組織が大きくなるにつれて自分の役割が次第に変化していったことです。
ジールスのアカウントプランナーは少数精鋭ですが、僕が入社した時と比較すると倍以上の仲間が集まりました。人数が増えるにつれて、組織を編成し個々の役割を明確にしていく必要がありました。僕は、既存顧客に向き合うチームのマネージャーになったのですが、抽象度の高い業務をいかに具体化するか、KPIやミッションをどのように定めて、チームで取り組んでいくかを特に意識していました。
− 急激な組織の拡大はスピード感も求められそうですね。マネージャーとしてマネジメントで意識していたことはありますか?
ジールスでの日々は、とにかくあっという間に過ぎていきます。入社したメンバーがよく言っていますが、時空が歪む感覚は誰しもが味わうことでしょう(笑)。
マネジメントの話に戻すと、「サーバントリーダー型」を重視しているかなと思います。学生時代からリーダーになることが多かったのですが、強く引っ張ることよりもメンバーを支えて各自が輝くように導くリーダーであることの方が得意です。1on1は定期的に行いますが、疑問や悩みは必ずしもその時に発生するわけではないので、日常的にメンバーへ自分から話しかけることは意識していました。
− 普段からコミュニケーションが多いと相談する時のハードルも下がりそうですね
そうですね。マネージャーを経験した後、事業部制発足に伴い第3事業部の事業部長に就任したのですが、そこでもこれは意識していました。他の事業部と比較しても、新卒や中途の比較的社歴が浅いメンバーが多かったので、メンバーが備えるべきスキルやレベルと現状のギャップを共に思考し、それを埋めるために必要なアクションを言語化していきました。結果として、事業部のメンバーが全社の四半期MVPに複数選ばれたり、大手人材会社の導入が決定するなど、大きく成長することができたと思っています。
ビジネスから人事領域へ、チームジールスを全社視点で考える
− 事業部の活気が伝わってきます。いっちーさんは、今年1月からPeople&Culture部に異動されたということですが、そこにはどんな背景があったのでしょうか?
正直、ビジネスサイドからコーポレート部門に自分が異動することは予想外の展開でした。なので経営陣から打診を受けた時も即答はできず、約1ヶ月をかけて自分と向き合いました。コーポレート部門という未知なる領域に踏み込みたい自分と事業部長として、事業部をもっと成長させたい自分がいたからです。
なかなか決めきれずにいる自分の背中を押してくれたのは「もりみさん」という仲間の存在でした。彼女は、コミュニケーションデザイナーのマネージャーをしていたのですが、同じくらいのタイミングで開発サイドへの異動を決めていたのです。開発チームの言語は英語。慣れない言語を必死に勉強して、良いプロダクトを開発するために孤軍奮闘している姿を近くで見て、僕も組織のために貢献したいと異動を決意しました。
また、サイバーエージェントで常務執行役員CHOを務める曽山さんや他社の人事責任者が元々事業戦略に従事したキャリアだったことも背中を押してくれました。これまで、チャットコマース事業を引っ張ってきた自分だからこそ、優秀な人材を採用し、一人一人に最適なキャリアパスを描き組織を強くするPeople&Culture部で新たなバリューを発揮できるかもしれないと思ったんです。もちろん、人事や労務など勉強しなければならないことはたくさんありますが、世界へ打って出るグローバルスタートアップをつくっていくことに心からワクワクしています。
会社も個人も無数に生まれる「WILL」を実現できる組織をつくる
− 最後にいっちーさんがどのように「日本から世界をぶち上げる」のか教えてください
”組織のケイパビリティによって戦略が制限を受ける状態をなくす”
「組織は戦略に従う」か「戦略は組織に従う」か
どちらかの議論がよくされますが、組織のフェーズや時間軸(短期的か長期的か)など見方によってその答えは変わってくると考えています。
ジールスは、世の中の変化に迅速に対応し「これをやりたい」「ここへ向かいたい」が沸々と湧き上がる会社です。
変化に対応できなければ、世界で戦えない。
日本から世界をぶち上げるために、無数にうまれる「WILL」を実現できる組織をつくる。
これが僕の使命だと考えています。
− 具体的に挑戦していきたいことはありますか
会社がそうであるならば、個人もそうであってほしい。
採用はもちろん、ジールスに入社した仲間が持つ個人のWILLも尊重していきたいと考えています。そのためには、人事制度の見直しはもちろん、配属設計や育成も含めて組織づくりに全力で取り組んでいく所存です。
また、今後社内のグローバル化は加速していくでしょう。この数ヶ月で、英語部を発足したり、自主勉強をしたりと語学に向き合うメンバーも増えてきました。今後は言語の壁を言い訳にせず、見えないボーダーを取り除いていけたらと思います。
「未経験に飛び込むことで得られる経験はなにものにも代え難い」
変化を恐れずに挑戦してきた僕だからこそ自信を持っていえる言葉です。個人の意識の高さだけでは、立つことのできないバッターボックス(挑戦的な環境)がジールスにはあります。
”チャットコマースを当たり前に” ともに挑戦する仲間を求めています。
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